春を元気に迎える冬の土用の養生法

「土用」と聞いて、連想するものといったら何でしょう?

「うなぎ」や「夏」を思い浮かべる方が多いのではないのでしょうか?

タイトルの通り、冬にも土用があるんです。

2月4日の春節前の

1月17日~2月3日 が冬の土用です。

土用は年に4回

そもそも「土用」とは何でしょう?

土用とは、立春、立夏、立秋、立冬の前の期間

を指します。

つまり、これらの土用の期間は季節の変わり目の時期であり、

次の季節を元気に過ごすための大切な準備期間です。

 

四季に合わせて4回あります。

4つの土用はおおむねこのくらいの時期です。

冬土用:1月後半~2月初め
春土用:4月後半~5月初め
夏土用:7月後半~8月初め
秋土用:10月後半~11月初め

2019年の土用は

冬土用:1月17日~2月3日
春土用:4月17日~5月5日
夏土用:7月20日~8月7日
秋土用:10月21日~11月7日

となります。

季節の変わり目「土」

陰陽五行論は臓腑だけでなく季節にも当てはめられます。

木:春
火:夏
土:季節の変わり目
金:秋
水:冬

冬から春へ向かう今の土用は

①木を育てるために綺麗なを吸収すること

②大きくの葉を広げるための養分を土に蓄えること

冬から春への変化へ向けた「土」の耕し方が重要になってきます。

季節は急に変わるわけではありません。

 

徐々に日が伸びて

朝の冷え込みが和らぎ

日中の日差しも強くなってきて

春になっていきます。

 

温かくなって、日が出てきたら葉を伸ばすのが自然の姿です。

冬に葉を広げようと無理をすると、夏まで体力が持ちません。

今はまだ、根を広げる季節です。

冬の土用に食べたい食材

十二支をカレンダーと掛け合わせて、

土用の丑の日

土用の戌の日

などが作られます。

その季節に食べたほうが良い食材、

例えば

夏は土用の丑の日に「う」から始まる食材を食べたほうが良いとされることから

『うなぎ』を食べることが有名ですが…

 

私は『どんな食材を食べるか』より

『次の季節へ向かっていく準備をする』

ほうが大切だと考えます。

 

冬「水」から春「木」への移り変わりの季節ですので、

「水」は養分たっぷりだけど、濁さず綺麗に…

「木」を大きく育てるために必要な土を耕す…

という食事が今の季節には重要です。

 

つまり、『土』を養う食事ですね。

 

薬膳の考えですと、『甘』を養うとよいとされます。

自然の甘みをもつ食材、穀物や根菜類、豆類などです。

 

あとは何より、

食事を楽しむこと

よく噛むこと

 

これが一番の食養生です。

春を元気に迎えるために、是非参考になさってくださいね。

 

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