時短や効率重視は不健康をまねく

台風が過ぎ去り、一気に秋になりましたね。
日本には四季があり、じわじわと次の季節に移り変わるところに風情があるように感じますが
昨今は春や秋が極端に短く、夏と冬が突然やってくるような感覚がありませんか?
中医学では人間も自然の一部と考えます。
季節の影響をうけることは、気温はわかりやすいと思いますが、
例えば風や光や音など…
環境の雰囲気は身体に大きく影響しますよね。
季節の変化に「じわじわ」としたゆったり感がなくなったのは、逆を言ったら私たち人間の雰囲気が自然界に影響を与えてしまったのかな?と最近ふと思ったのです。

昔は何をするにも、今の生活からすると想像できないほど手間がかかったはず。
食材を畑で取ってきて料理をしないと食べられなかったのが、
何もしなくても出来合いの料理が手軽にたべられられたり。
陽が沈んでくるとロウソクの灯りしかないから、ゆっくりと過ごしていたのが、
夜でも電気をつけて昼間と同じくらい明るくすることができるし、その電気を消すのは寝る直前。
これらはもはや数十年前から当たり前になりつつあるけれど、
最近、より時短や効率重視の世の中になっていて
「湯船につからない」
「ながら作業をしながらご飯を食べる」
という方がカウンセリングをしていて多くなったなと感じます。
そのような方に特に多く見受けられるのが
「なぜか突然身体にこんな症状が…」
「最近突然気力が湧かなくなった…
など、身体もじわじわと不調をきたすことなく、
ころっと不調に転じたり病気になること。
ちょっとずつの変化を自分で感じられないと
どこのスイッチで好転するのかを見つけることも難しくなります。
気持ちが焦るときや忙しいなと感じる時ほど
自分の一日を振り返ってみてください。

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