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不調改善には筋トレよりリハビリ

2022.10.05

私の姉は理学療法士という医療従事者でして、現在は高齢者の機能回復のためのリハビリをしています。

 

私自身大学では栄養学しか学んでおらず、施術家には興味があったもののなかなか仕事にする気になれずにいたのは姉の影響でして…

 

カリスマ的なセラピストや施術家にお会いする機会は今までも沢山ありましたが、姉ほど人の身体フェチな人間に会ったことがなく…

 

いついかなる時でも人の骨格や歪みをみているんです。

 

…いや、それしか見ていないと言っても過言ではないかもしれない。

 

私が好きなアイドルのCDのジャケ写を見たときに、普通は

『〇〇くんかっこいいね!』

とリアクションするであろうところ我が姉は

 

『〇〇くんは右股関節、右腰痛、左ひざ痛ないかしら、左の臀筋強くしてあげたい』

 

アイドルを目の前にしても顔面に目がいかず歪みがきになってしまうほどのオタクなんです。

 

そのくらいの知識がないと施術家にはなってはいけないと思っていたくらい、本当に身内ながらすごい人です。

 

リハビリが必要なのはお年寄りだけじゃない

 

先日からスタートした筋膜リリース施術はもっと解剖学を理解してアプローチをするともっと効果が出せるなと思い

 

姉が休みの日に当店に来てもらい、二人でその機械を使って遊ぶことにしました。

 

響きをよくするのであれば、終日オフで症例検討会です。

 

オフとはいえたまたま別件でお立ち寄りいただいたお客様がいらしたので、慢性的に不調の出る股関節のためのリハビリを姉にやってもらいました。

 

どこが歪んでいるのか

どこに負担をかけるくせがあるのか

動くときにどこに力をいれているのか

 

によって、あるべき動作ができるようにボールやタオルを使って簡単なリハビリをしていきます。

 

 

お帰りになってから、なんと…

『あんなに元気だけど普段みている高齢者より状態が悪い…』

と驚愕!!!!!

確かに、高齢者は加齢により不調が出ているだけでもともと身体に歪みがあるからリハビリをしているわけではないのです。

『銀座で元気に生活している人にリハビリは必要ないと思っていたけれど、力になれるかもしれない…』

 

と姉も驚いていました。

都会にいる人はアクティブに身体を動かすことが好きな方が多く、流行にも敏感です。

スポーツジムやさまざまなスタジオもどんどん新しいものができては消えていきます。

どんな『運動』を選んだとしても、自発的に行う筋トレは結局得意な筋肉ばかり動かして鍛え上げがちなのでかえって歪みを促進させたりアウターだけ鍛えてインナーがどんどん弱くなるということは起こりがちです。

そもそも、体力がないから筋肉をつけよう、という発想自体個人的におかしいと思っていて、いくらジムで筋トレをしても、日常生活でその動作をしないのであればその筋肉は使わないし、つまりは体力がついた、ということにはなりません。

リハビリは逆の発想です。

 

日常動作をするうえで本来使いたい筋肉が使えていないから、そこを使えるように呼び起こしてあげるんです。

整形外科などでは医療点数上20分程度しか理学療法士には与えられないため、問題のあるところの対処療法だけになりがちで

知識はめちゃくちゃもっているけどなかなかじっくり全身のゆがみから鑑みてリハビリをおこなうことが通常業務だと難しいのです。

しかも整形外科は基本的にけがなどの急性期だけしかみないので、私たちが抱える慢性的な知慮に対しては理学療法士にケアしてもらうことって難しいのが現状です。

だから、整形外科ではやらない、

 

急性期ではなく慢性的なお悩みを

決められた時間決められた箇所でなくゆったりとした時間で全身のバランスを

姉が調整とご自宅でのリハビリ内容をお伝えする機会をつくっていきたいな、と思っております。

ご興味あるかたは是非楽しみにしていてくださいね。

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