嫌いな人と生活していたら健康になれません
人間の悩みのほとんどは人間関係だなと日々施術をしていると感じるわけですが。
仕事のストレスってのも話を聞いてみると仕事内容自体でなく人間関係から起因することがほとんどで。
職場でずっと自分が好きな人と接することは不可能だったとしても、家族との関係がいい人は問題ないんですけど
職場も家も嫌いな人しかいない
って結構問題で。
…というか、心も身体もいつ休まるんだ?ということは容易にわかることだと思います。
中医学では身体を蝕む『気』を『邪気』と言いますが、これが身体に侵入することで心身のバランスが乱れると考えられています。
これはいい気
これは悪い気
と決まっているわけでも数値化できるわけでもありません。
じゃあ何で決まるか?
好き嫌いだったり、気分です。
場所も人間関係も、好きだな、心地よいなと思えることが健康によいのです。
だから結論、嫌いな人は邪気なので身体に悪いんですよ。
例えばいびきをかいていたとして、好きな人だったら『疲れているのかな』と心配になったり『あんなかわいい顔していびきかいてる、むしろかわいい』ってなるところが
嫌いな人だったらどうですか?絶対一緒にいたくないですよね。
夫婦関係がよくない人は同室で寝ていると呼吸も浅くなるし背中もはるし、施術をしてもすぐに自分でコリをうみだします。
大好きなお子さんと一緒に寝ていて、お腹をさわられたり睡眠時間が浅いけど、でもかわいい大好き!と思っている人との疲れやコリとは全然違います。
嫌いな人は邪気なので、邪気を身体に侵入させないように体表は閉鎖し硬直し血行不良となり、皮膚=肺なので呼吸も浅くなり、イライラするので筋肉は硬直し、イライラという感情は肝を蝕むのでこれもまた血の巡りが悪くなったり疲労物質の解毒ができなくなったり自律神経が乱れます。
本当に身体に悪いですよ、嫌いな人は!!!!
私はとても頑固で好き嫌いも激しく人に譲歩ができないので、結果今は一人暮らしなんですがめちゃくちゃ快適です。
とはいえ、皆さんにもそれを勧めはしません。
これは師匠にいただいた教えなのですが
『愛情とは他人のために自分が変わること』
だそうです。
中医学の勉強をしているときに、あの人が気に入らないとかそんな話を私がしたんだと思います。
師匠はとても穏やかで感情的に怒られたことは一度もありませんでした。
『先生は他人にキレたりしないんですか?』
と聞くと、
『怒るのやめたんですよ』
と教えてくれました。
怒るどころか、機嫌が悪いそぶりをみせるだけで家族が怯えるから、やめよう、と思って家族のために自分を変えたんだそうです。
他人を変えることはできないから、自分が変わる。
それが愛情だそう。
そうすることで空気がよくなり、好きを持続するよう工夫していると教えてくれました。
確かに、誰に対してもそれができれば人間関係で嫌いな人=邪気がなかなか発生しにくいです。
邪気はたいてい自分で生み出します。
過度な心配事
妬み
悲しみ
恨み
等々、それはその事象を勝手に自分がその感情に置き換えているだけなので、誰にとっても邪気になるわけではありません。
同じ理屈で、あなたが嫌いな人のことを『気がいい人』と思う人もいるのです。
そう思えるように自分を変えよう!と愛情を使って努力してみてはいかがでしょうか。
まあ、私は私が嫌いなこの人でもほかに好きだと思う人がいるだろうから距離をおこう、と思う派なので偉そうなこと言えないんだけど…
例えば、自分が施術を担当するお客様で嫌いな方も苦手だなと思う方もいないんです。
最初話した感じとか第一印象で苦手かも…と思ったとしても、お帰りになるときには全員応援したいなと思えるし、そのためにお役に立てたらいいなと本気で思います。
それは、例えばカウンセリング中感じ悪かったとしても、中医学で分析をしたり推拿で身体をさわっていると、
あ、こりゃ機嫌悪くなるわ、とか、これだけ疲れていたら塩対応して当然だわ
と、その人が理解できるからです。
仕事でそれをしているのでプライベートでもやればできるんでしょうけど…
それとこれとは…また違くてですね…
まだまだ人生修行が足りないのでしょうけど。
ということで、慢性的な疲れが抜けない方は、嫌いな人がいないか胸に手を当てて考えてみてくださいね。
メタトロンは自分がどんな感情をため込んで不調をうみだしていか、なーんてことも教えてくれます。
11月22日是非測定にいらしてくださいね。